河川活用

2022.11.02

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エリマネの活動紹介#2 ”河川の環境調査”

横浜西口の街は帷子川、新田間川、幸川など様々な河川に囲われた水辺の街です。
その水辺の環境を継続的に調べるために、河川の水質や生物など環境調査を行なっています。

水質調査は河川の健康診断とも言える重要な調査です。
横浜西口の河川は街からの飛ばされたゴミや一部の心無い方々が投棄したゴミなどが滞留しやすいこと、河川の水色がやや緑がかっていることから、
一見すると水が汚れている印象を受けてしまいがちです。

しかし、2021年度の環境調査において、河川の汚れについて調べるCODという項目では表層の水は県内の清流と呼ばれる河川と遜色ない結果となっています。
また、本調査は5年以上継続的に行なっていますが、これらの結果についてはこの数年間で大きく変化をしていません。
このようにみなさんが汚いと決めつけてしまっていう川でも、「実際のところはどうなのか」「そして大きな変化が起こっていないか」
という事実を調べることは、街の環境美化の観点だけでなく、水辺の活用の活性化という視点からも、とても重要な作業なのです。

河川の環境調査については、引き続き継続的に実施をし、結果をWEBやSNS、FUTURE PUB’LICなどで開示していきますので、
引き続き、西口の河川の環境について、興味関心を持っていただければ幸いです。

 

written by KOKOPELLI+